
22周年を迎えた「あっとほぉーむカフェ」は、何を振り返り、何を未来へつないでいくのか。レジェンドメイドhitomiとインフィニア株式会社代表取締役社長・深沢孝樹が、20周年の記憶や名古屋進出の舞台裏、そして次の世代へ託したい想いを語ります。守るべきものと、変えていくもの。その両方を見つめながら、22年の歩みの先にある「あっとほぉーむカフェ」の未来を描きます。
20周年について語ろう!
20周年を記念して開催された「あっとフェス2024」。メイドたちのパフォーマンスとともに、会場は祝福ムードに包まれた。
深沢: 20周年かー…もう2年経つのか…なんかまだ20周年気分引きずってるかも…あんまり実感ないな(笑)
hitomi: わかります! 私もそうです(笑)
深沢: 20周年の時って、もう仲間がたくさん揃ってた感じがする。 いろんな人たちと結構いろんなアイディア出したなぁ。 映画やるとか、ドラマやるとか(笑)
hitomi: ありましたねー(笑)
深沢: 結局あの形のフェスに落ち着いたわけだけど。 いやー本当にフェスやってよかったね。 ちょうど今も夏だからさ、思いだすよね。 照りつける日差しと、パーンと開いた空間にピンクのパネルがどーーーん!!! とあって。今でも鮮明に思い出せるわ。あのイベントの様子。
hitomi: 本当にあれはすごかったですよね。 メイドたちもすごいテンション上がってて。
謎解きやワークショップ、ステージ対談など、多彩な企画で20周年を盛り上げた「あっとフェス2024」。
深沢: そうだね。昔はアワード(at-home cafe of the year / あっとほぉーむカフェの様々な部門で優秀な実績を残したメイドやスタッフを表彰する式典)とかみんなリアルで集めてやってたけど、今(人数多すぎて)できないじゃん。いろんなメイドたちと一緒に何かをするってないんだよね。 そういう意味では、ほぼ全員のメイドが携わっていたでしょ。あのイベントには。
hitomi: 謎解きとかワークショップとかもありましたね。
深沢: ステージとか着用体験とかもやったね。またやりたいなー。 ステージの対談で記憶に残ってるのある?
hitomi: あっとじゃない人が登壇してくれてあっとのこと語ってくれたの良かったですよね。 もふくちゃんとか。身内じゃない人が語るあっとほぉーむカフェって新鮮だった。
深沢: 確かに! もふくちゃんが「文化祭を全力でやりに来た人たち」って言ってたのは良かったよね。めちゃめちゃわかりやすい(笑)
20周年の「あっとフェス2024」に設けられたチェキブース。
hitomi: 私は、だいたいチェキブースかステージにいたので、懐かしいご主人様との出会いってあんまりなかったんですが、深沢さん会いました?
深沢: 俺は結構会えたよ。社員は運営スタッフとして現場にいたから、ずっとお客さんとコミュニケーションとってたなぁ。「めっちゃ久しぶりですね! 」とか言って。カフェと違って気軽に立ち寄れたのも良かったんだと思う。
hitomi: そういえば! 私、深沢さんとかひよさんとかとご主人様・お嬢様の前で話す機会ないじゃないですか。普通の会社のテンションで話しているの珍しかったみたいで、常連さん喜んでました(笑)
深沢: みんなが見ている前での「深沢とhitomi」面白かったかもね。俺、社長っていうより割と素の感じでみんなの前に出てたよね。MCやったり。
hitomi: イベンターみたいだった(爆笑)
20周年を記念して制作されたアニバーサリーメイド服。
深沢: 20周年ってあっとフェスだけじゃないよね。 各店で記念メニュー作ったり、大百科作ったり、スペシャルライブやったり、、。
hitomi: アワードをリアルで開催できたのも良かったですよね。 結果発表の時のメイドの顔、目の前で見れるの嬉しかったなー。 1年の結果で表彰されるんだけど、受賞した後のストーリーを最後まで見れている感じがして感動しちゃった。
深沢: その感想は、表彰してる側のレジェンドメイドのコメントっぽいね。そういえば、アニバーサリーメイド服(制服)も作ったよね。
hitomi: そうそう! あれ嬉しかったです!!! 今も大人気の制服。 かなり特別なメイド服って感じで(実際に特別の時にしか着用できないルールがある)良いですよね。後ろが燕尾服みたいになっててスペシャル感ある。
ご主人様・お嬢様を笑顔でお迎えするメイドたち。目の前の人を幸せにしたいという想いは、20年の時を経ても「あっとほぉーむカフェ」の原点として受け継がれている。
hitomi: 10の位が上がるのってすごいですよね。 だって20年って、その時生まれた赤ちゃんが成人してるんですよ! 今は成人もっと早いけど。 20年前と今の自分で何をどう成長したんだろうって考えちゃいます…。
深沢: 何が変わったの?
hitomi: 視野は広がったと思います。 今までって目の前のことに一生懸命だったんですよね。今も目の前の人を幸せにしよう、一番に考えようって言うのは変わらないけど、当時は今みたいに考えられていなかった気がします。向き合い方というか、ひとつのことに対しての自分の気持ちというか。 今は「なんでそれをやらなければならないのか」の理由が明確に自分の中にあります。
あとは、周りの人の気持ちとか…自分だけの自分じゃないなってなりました。 発言や行動が自分だけのためじゃないってことを考えるようになったというか…。 あっとのためとか、ご主人様・お嬢様のため、メイドのためって思って発言したり行動することが大きな割合を占めますね。
深沢: なんでそう思うようになったんだろね。
hitomi: 具体的に明確に何かあって突然”バツン!”と変わったわけじゃなくて、日々の積み重ねが今の自分を作ってきた気がします。深沢さんは? どんなふうに変わりました?
20周年という節目に、これまでの歩みを振り返る深沢。変わり続ける「あっとほぉーむカフェ」の20年を、自らの歩みと重ねながら見つめた。
深沢: そうだねー…色々変わってきたと思うけど…20年ねー……。
hitomi: 深沢さんも、もう人生の半分あっとほぉーむカフェに関わってますもんね。
深沢: そうだね。俺があっとほぉーむカフェに関わるようになって20年以上、、毎年地続きなわけじゃん。前回話したように、大阪に出たりコロナ乗り越えたりする中で、店舗もどんどん増えて行って、変化も色々あるわけだけど、毎年毎年振り返るわけじゃないじゃん。だから20周年の時ってものすごくちゃんと振り返った気がするの。
これまでの20年を振り返って、ちょっとずつお客さんの変化とか、メイドの変化とか、秋葉原の変化とか、、振り返って「うわ。こんなにお客さん増えてたんだ!」「メイドもこんなに増えたんだ!」って実感したのが20周年だったんだよね。
毎年経営的には意識してやってきてるわけだから、その変化の中に身を置いているわけだけど、あのタイミングで振り返って、なんかいつの間に…って思った。その変化を強く実感したのは20周年だったね。そう考えると不思議な感じがするよね。 俺がそのコンテンツをやってきたんだな…って思うと、変な感じだけど自分で「すごいな」って思っちゃった。
たくさんのご主人様・お嬢様が集まった「あっとフェス2024」。20年の歩みが一堂に会した、20周年ならではの光景。
hitomi: でもわかります!! あのフェスの会場ができて、お客さん入ってるの見て、あの空間にいて、、出てきた言葉は「あっとすごい!!」でしたよ(笑)! そう言ってるメイドが本当に多かったです! 現役もOGも。
深沢: そうなんだよね。なんかそこ他人事みたいな感じもあったよね。
hitomi: いつもはそういう発言しないようにしてるけど、あの時は出ちゃいましたね。
深沢: なんかすごい変な感覚で、いつもは「今まで応援してくださってありがとうございます」だけど、俺らからしても「20周年おめでとう」だったんだよね。
hitomi: ほんとそうですよ!!!
深沢: 特別な瞬間だったよね。
普段のあっとほぉーむカフェとはひと味違う、さまざまな企画や体験も。
深沢: なんかさ、、20周年はそういう感情だったじゃんか。30周年も同じような感覚になれるのかなーって今ふと思った。
hitomi: え? なに? お爺さんになっちゃうから??(笑)
深沢: ちげーよ!!! (笑) あのエモさと、こんなことができるようになったんだ「すごいなー」っていう、、、このなんて言うかちょっと自慢したくなるあの感じ。あの感情がまた訪れるかわかんないよね。
hitomi: わかります!! 20周年迎えた時、まずあの7坪(ドンキ店オープンの時の広さ)が出て来るわけじゃないですか。30周年迎えたときに、ちゃんとその7坪が頭の中に出てくるのかなーってなんとなく思ってて。
深沢: いやー多分ね、次は20から始まるんだよ。きっと。
20周年という節目に立ち、これまでの歩みを振り返るメイドたち。ご主人様・お嬢様、メイド、スタッフ、そして支えてくれたすべての人への感謝を胸に、次の10年、20年へと思いをつなぐ。
hitomi: 確かにそうですね。。。区切りの良い周年ってやっぱり振り返るタイミングになるじゃないですか。30周年もそういう、思い返すというか、忘れないというか…そういうタイミングになればいいですよね。
深沢: そう! なんかさ、変な感覚になったんだよね。20周年もう来ないんだ…ってなんか思っちゃった。
hitomi: おめでとうはあると思うけど、すごい! はないかもですね。 あの時の気持ちを忘れず「もう1回またがんばるぞ! 」みたいな決起会かも。
深沢: そうだね。そういう風にしていくべきだよね。 改めて振り返って色んな事を考えた瞬間だったから、あの時に感じた感情は忘れずにいきたいね。お客さん、メイド、スタッフ、支えてくれた人たち、みんなに感謝の瞬間だったからね。
名古屋進出について語ろう!
02
2025年、名古屋・大須にオープンした「あっとほぉーむカフェ 名古屋大須本店」。20周年を機に、社内のさまざまな部署が力を合わせ、これまでにない新しい店舗づくりに挑戦した。
深沢: 候補地は色々考えてたけど、「やっぱり名古屋だよね」ってなったよね。 あの場所が空いたのも運が良かった。
hitomi: あの場所良いですよねー。奇跡!!!
深沢: 俺目線の名古屋でいうと…、5~6年ぶりの新天地店舗って言うのもあるんだけど、多分初めて俺がほとんど立ち上げに関わらなかった店舗なんだよね。今までの店は設計から施工まで全部直接、設計・施工会社とやり取りしてたんだけど、名古屋は関わらなかったんだよね。
20周年迎えて、世代交代していくってことをちゃんと考えていたところがあって。だから社内の各部門に連携してもらって、いままでになかったものが結構生まれた。 例えばステンドグラス風のイラストとか外のショーケースをMDが作ってくれたりとか。
hitomi: 確かにあのステンドグラスのデザイン! 今までなかった!!
名古屋大須本店を彩る、ステンドグラス風のオリジナルデザイン。
深沢: 全体的に色んな人が関わってくれて。大阪の立ち上げの時は、当時のベテラン2人に行ってもらったけど、名古屋は(今の名古屋の責任者)Kくんとかもメンバー入ってて。 彼は社歴としてもそこまで長かったわけでもないし、なによりまだすごい若いんだけど、そういう若い人にエリアの責任者を任せられたって言うのはすごい大きかったんだよね。
hitomi: 会社説明会のときも深沢さん参加してなかったですもんね。 大阪と同じくお母さんと一緒に来てくれる方も沢山いたんですけど、あのときすごい印象的だったのが、キャリーケース持って来てる方が何人かいて。今違うところに住んでいるけど、「引っ越して来ます! 」みたいな子が結構いたのが印象的でした。「えーー!? 」ってこっちが驚いちゃった。
深沢: えー、すごいね! なんかさ、「絶対あっとで働きたい!!! 」って思ってくれる子が沢山来てくれるわけじゃん。すごい感動するよね。みんな本気で入りたい気持ち伝えてくれるの嬉しいよね。
色鮮やかな世界観が広がる、名古屋大須本店のエントランス。
hitomi: 表情でわかりますよね。面接の中で「(ご両親や友達)みんなから頑張っておいで」って応援されて来ました!みたいなこと言ってくれる方も多かったんですよ。それを聞いて「みんなが応援してでも働いてほしい場所なんだ…」ってしみじみしちゃいました。なんかそういう場所になったんだなぁ…って誇らしくなったのを覚えてます。
深沢: それは嬉しいね。
深沢: で、オープンですね。グランドオープンの前にキーカードをお持ちの方だけ先行体験できるイベントやってたよね。その土地の新しい方に体験してもらうのも勿論大切なんだけど、今まで来てくださっているお客さんたちにまずは体験してほしいってことで、大阪3階のオープンの時から始まったイベント。
hitomi: すごい色んな所から来てくださって盛り上がりましたよね。
カラフルで遊び心あふれる、名古屋大須本店2Fの店内。
深沢: そうそう! 色んなところといえば、名古屋オープンして一瞬さ、大阪のお客さんが減っちゃったの! 最初原因わかんなかったんだけど、よくよく調べたら大阪より名古屋のほうが近い人がメインの店舗を変えたからだったんだよ! しばらくして大阪には新しいファンの方がついてくれて、数字的には元通りになったけど。あれはびっくりしたな〜(笑)
hitomi: 確かに(笑)
深沢: あと最近の傾向だけど、名古屋も新規の方は女性が多かったな。大阪の時もそうだったんだけど。SNSとか見てくれたんだろうねきっと。
hitomi: 気になりますよ〜! だってお城だもん(笑)
深沢: お城って(笑)
まるでお城へと続くような、名古屋大須本店の階段。シャンデリアやステンドグラス風の装飾など、上階へ進むほど「あっとほぉーむカフェ」の世界観へと引き込まれていく。
hitomi: 初めて見たとき、ほんとーーーに思いましたよ! あの階段とか! 本当にお城!!
深沢: 階段は特徴的だよね。大阪にも階段あって素敵だなって思ったけど、あっちは下りだからね。名古屋みたいに上りだとまたいいよね。上を見上げながらのぼっていく感じとか。しかもあそこ3階まで吹き抜けだからなおのことね。
hitomi: 世界観に入っていく感じありますよねー!
深沢: そこをうまく演出するためのシャンデリアとか、いいよね。
hitomi: お屋敷の中はどこにいってもあっとほぉーむカフェだなって雰囲気あるけど、お屋敷に入るまでのあの世界観は名古屋ならではですよね。
名古屋大須本店3Fのステージフロア。客席からステージまで、細部に「あっとほぉーむカフェ」らしい世界観が感じられる空間となっている。
深沢: 物件の形もあるけど、あそこまでのものはもう作れないかもね。 大阪の時もそうだったけど、地元から愛されるランドマークみたいなものになりたいって思ってたから、ちゃんとしたもの作らないと! っていう気合はいつもあるんだよね。
今まであっとのこと知ってるけど行ったことない人って沢山いると思うから、そういう人が行きやすい、行ってみたいと思う場所にしたかった。
施工会社も同じところにお願いしたから、うちのモノづくりをすごい理解してくれてる人たちで、社員と同じかそれ以上なんじゃないかっていう気合の入り方だったよ。
hitomi: いや~嬉しいですね~~~~!!!! 20周年超えてそういう仲間も沢山増えている感じがしますね。
未来への展望を語ろう!!
これからも安心して帰ってこられる「あっとほぉーむカフェ」をつくっていきたいと語るhitomi。
hitomi: いま改めて振り返ってみたんですけど、なんかいろんな人たちの想いを思い返したというか。 この22年で、メイドとかスタッフもそうだと思うんですけど、ファンの人たちも愛が強くなっていってると思うんですよね。お給仕してると、ひとりひとりの愛が大きくなっていってるのがわかるんですよ。
深沢: いやー。それって相当すごいことだよ。 ファンコンテンツって「別れ」がつきものじゃん。なのに20年超えてもずっとファンでいてくれる人が沢山いて、しかも強くなってるって。推し変とか当たり前の中で、より気持ちが強くなっていってくれるってかなり特別なんだと思うよ。
hitomi: 本当ですよね。。。改めて考えてみるとありがたすぎますよね。 そういう方の想いを背負って、もっともっと! よりここを守っていきたいし、ちゃんと居心地の良い、その方たちが今後も安心してご帰宅できる場所をしっかり作っていきたいですね。
守るべきものを大切にしながら、もっと気軽に楽しんでもらえる場所へ。20年の歩みの先にある「あっとほぉーむカフェ」の未来を語る二人。
深沢: 大切にしていかないとね。
hitomi: 私それともうひとつあって、今まで大切にしてきたものを守っていくのは勿論なんですけど、ちょっと言い方難しいんですけど、もっと気軽に来てもらえる、それこそ「おなかすいたからなんか食べよ」みたいな感じにライトに来てくれる場所にもなったらいいなぁって思ったりもしてます。
深沢: 確かにそれもあるよね。気軽に楽しんでほしいっていう。 昔からあっとほぉーむカフェってさ、初めての方もファンも両方が楽しめる空間って言うのを目指して作ってきたわけじゃん。同じ空間で同時に楽しめるエンタメってなんなんだろう?って言うのをずーーっと追求してきたわけじゃん。やっぱどっちかに偏っちゃうと良くなくて。 だから初めてと2回目以降でご案内とかメニュー説明とかが違ってたりとかするわけだけど。 そういう意味で言うと、いまある新規って軸とファンって軸の間に、他の軸をいくつか考えてみるのは大事だと思う。どこかの軸に偏らないように、グラデーションみたいな感じで。
より多くの人に「あっとほぉーむカフェ」を届けたい。その両立を見つめる深沢。
hitomi: なるほど~。深い!!
深沢: それでいうとさ最近ちょっと思う事があって。あっとほぉーむカフェが有名になっていくのをファンの人たちは、どういう感情で見てくれてるのかな? 喜んでくれてんのかな?
hitomi: それは喜んでくれていると思いますよ!!
深沢: なんか俺は大きくなることだけが喜びだとは思ってなくて、、、大きくなるとどこかちょっと距離が生まれちゃったなぁって感じる人がいるんだと思うんだよ。
でもより良いもの創りたいとか、より広くに届けたいって気持ちはずっとあって。そこを両立しないといけないって気持ちがあるんだよね。普通に考えたら喜ばしいことって思ってやっていくんだけど、心の距離が広がらないようにしたいんだよな。。
広がっていくことと、近くにあり続けること。その両方を大切にしながら、「あっとほぉーむカフェ」のこれからを見つめる二人。
hitomi: でもなんか、大きくなることが寂しいって言うその感情、昔から常連さん感じやすくて。「あー俺の知ってるあっとじゃないな」って言われることあるじゃないですか。
でも最近私、大きくなる=離れるって感覚は違うと思ってて、大きくなるってみんなにとって身近になるんじゃないかと思ってるんですよね。
名古屋の人とかその土地に住んでいる人からすると、来てくれたっていうか物理的に近くなったって感じてくれるんじゃないかって思いませんか?
コラボするとかもそうじゃないですか。今まで縁が無かった人のきっかけになるというか、近寄りがたかった場所がそうじゃなくなったりしますよね。大きくなる=距離が生まれるっていうよりは、寄り添ってもいけるのかなって。
深沢: 別に俺らは、そう(大きくなる=距離が生まれる)思ってるわけじゃないからね。
hitomi: そう! 私たちは違いますからね。ちゃんと発信したりとかして伝えていかないとですね。
深沢: 頑張って他の土地にも作れるようにしないといけないな!
hitomi: そうですね!!! そろそろまた、明るいニュースほしいですね!!
深沢: そうだなぁ。俺目線でいうと、昔はずっとあっとほぉーむカフェの運営とかプロデュースをしてきて、最近になって世代交代を進めてるわけだけど、次の世代が思い描くあっとほぉーむカフェは楽しみだよね。hitomiだったり、ひよさんだったり、他の社員も含めて、そういう人たちが思い描く「次のあっとほぉーむカフェ」がどんなものなのか興味あるし応援したい。それこそ、今働いてるメイドやキャストたちから、そういう新たな存在が生まれてもいいと思ってるし。
そんなことに絡めるとは思ってないとか、現実味が無いと思ってる人も多いわけじゃん。 だけど、あっとほぉーむカフェの現場で今やっていることって、結局はその時その時のメイドたちが考えたものの積み重ねだったりするわけでしょ。
hitomiだって「愛込め」作るって言うのも、アルバイトの時に生まれているわけじゃんか。 22周年の記念スペース(Xで2026.08.14に開催 / 深沢・hitomi・現事業部長のひよが出演)でも話したけど、そういう楽しいものが現場から生まれるような空気感はもう1回取り戻したいと思っているんだよね。型にはめない、はまらない。
あえていい意味でマニュアルを踏み越える。そういう空気感があるあっとほぉーむカフェにしていきたいな。マニュアルができるようになってきたからこそ、マニュアルを1回捨ててみるって言うのをみんながやってくれたらいいなって思うんだよね。
hitomi: わかりますよ。 あっとほぉーむカフェの世界観を理解した上で、型を1回捨てるってすごい大事です。
深沢: そうそう。今ならそれができると思うんだよね。 あの当時は中々それができなかったかった。というかあっとほぉーむカフェってそもそも何なの?っていうのがわかっていなかったからマニュアル作ったんだけど、今だったらある程度みんなあっとほぉーむカフェがどういうものなのか? っていうのを理解してくれてると思うんだよね。だからマニュアルがなくてもできるって思ってる。
hitomi: そうですね。それは私も思います。 ネクストジェネレーション(この記事を見てるみんな)頑張りましょう!!!!

深沢 孝樹
インフィニア株式会社 代表取締役社長
1983年福島県いわき市生まれ。
2006年に「あっとほぉーむカフェ」(現インフィニア株式会社運営)の総務として入社。
以降、店長やイベント企画、タレントマネージャーなどの現場経験の後、あっとほぉーむカフェ事業部長などを経て、2012年に代表取締役に就任。 秋葉原であっとほぉーむカフェを約20年間運営し、メイドカフェをエンターテインメントビジネスとして確立した。 現在は秋葉原、大阪、名古屋にて700名のメイドが勤務する13店舗を経営。 現在の安心・安全・健全なメイドカフェの礎となる世界観やシステムを多数企画し、メイドカフェを観光地化させ、クールジャパンの文化に寄与。 NPO法人 秋葉原観光振興協会理事。

hitomi
あっとほぉーむカフェ レジェンドメイド(メイド歴22年)
インフィニア株式会社 チーフブランディングオフィサー
現在もレジェンドメイドとしてあっとほぉーむカフェで活躍する一方で、後進メイドの育成やメイドカフェカルチャーの普及に尽力。
海外のイベントなどにも精力的に参加(LA、台湾、オーストラリア、中国、タイ、シンガポールなど)しながら、 秋葉原観光親善大使として秋葉原の地域活性、魅力・文化発信にも尽力している。
著書に「たった7坪のテーマパーク」(KADOKAWA/2017年)や「叶えたい夢の見つけ方」(春陽堂書店/2020年)。